商品解説
バスコレで行こうシリーズ、今回は紀伊半島を縦断する高速道路を使わない路線では日本一距離の長い路線バスで有名な奈良交通の八木新宮線と、日本一面積が広いと言われている奈良県十津川村の十津川村営バスが登場します。 奈良交通の八木新宮線は、奈良県の近鉄線・大和八木駅から和歌山県の紀勢本線・新宮駅まで全長169.9キロ、バス停留所数168カ所、所要時間約6時間30分の長大路線です。 沿線には上野地の谷瀬の吊り橋や、十津川温泉、熊野本宮大社、湯の峰温泉、渡瀬温泉、川湯温泉と言った観光地があり、近年は訪日外国人観光客にも人気のエリアとなっています。 八木新宮線沿線の十津川村の十津川村営バスは、公立学校の統廃合に伴うスクールバスとして、日本最初期の村営コミニュティバスとして1975年より運行を開始しました。 現在奈良交通十津川営業所が運行管理を行っており、路線は全部で15路線、その中でも狭隘道路が延々と続く国道425号線を走る西川線の終点、迫西川の折返場がバス愛好家からの人気を博しています。 製品では八木新宮線の日野ブルーリボンと十津川村営バスの日野リエッセの迫西川行きを製品化！
ＩＭＯＮ’ｓスタッフレビュー
関口八木新宮特急バスだけでなく十津川村営バスまで製品化されるとは！
〔八木新宮特急バス〕は路線バスの世界では有名な「高速道路を一切走らない路線バス」として日本一の走行距離１６９．９ｋｍ（土休日の１往復除く）を誇る系統です。
停車バス停数は１６８ヶ所（土休日の１往復除く）を数える紀伊半島横断路線です。
１６８個もバス停に停まって【特急】？と思われるかもしれませんが、これでも削っている方です。
現在通過バス停が設定されているの五條バスセンター～新宮駅の間となっています。
土休日に１往復〔やまかぜ〕と愛称の付いた便は五条駅～ホテル昴間の停車バス停を更に削り、また「五條新宮道路」経由とする事で所要時間と経路が短縮されています。
〔十津川村営バス〕は「八木新宮特急バス」が通る奈良県吉野郡十津川村に路線網を持つ路線バスです。
元々１９７５年に自前で路線バスを始めましたが、村が大きく自前での運営が難しくなってきたことから１９８０年１０月より運行管理は同村内を通る奈良交通に委託しています。
路線としては設定されているものの、集落が無人となった為に一部区間・全区間が運休となっている系統があります。（セットに含まれる「迫西川（せいにしかわ）」行きも本来は更に先の湯西野行※）
また、予約運行・デマンド運行となっている系統・区間もありますので地元の方以外は一部の系統は乗るのがなかなか難しいでしょう。
※湯西野集落が無人となった為に迫西川発着となっていますが、この迫西川発着便も「予約運行」で定期便は「下小坪瀬」発着となっています。そして「迫西川」の転回場はなんと崖に突き出している事で一部のバスマニアの間で有名だそうです。
(2025-11-29)
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