商品解説
1954年に登場した家畜車で350両ほどが在籍しました。車体外板は目透かし張りになっており、間隔が広い部分では中の牛の姿が僅かに見えました。トラックへの輸送切替えが進み最後の家畜車形式となりました。
IMON’sスタッフレビュー
どこまでが本当か分かりませんが…
家畜輸送用に昭和26年に登場したカ2000を始祖に持つ車両です。
カ2000は戦前から戦中にかけて製造されたカ1500よりも容積を拡大しましたが軸バネ支持が一段リンク式でした。
これを二段リンク式にするなど改良した車両がカ3000です。
後にカ2000も改造前に廃車となった1両を除いて軸バネ支持を改造し、カ3000(3150-3348)に編入されました。
昭和40年代に入ると、モータリゼーション化及び生体輸送から枝肉輸送に変化した為、昭和52年に形式消滅となりました。
ワム・ワラの中に1両混ぜると編成に変化が出てきます。
中に牛を積んでみるのも面白いかもしれません。
余談ですが、家畜車の派生として「豚積車」が存在し「ウ」という記号が割り当てられていますが、本来は「豚積車が家畜車」に、「家畜車が牛積車」として分類されるはずだったという話があります。記号は牛の「ウ」という事ですね。
しかし、豚積車の方が数が少なく、「カ」を「ウ」に書き換えるのは面倒だという事で「豚積車」を「ウ」にしてしまったとか。ブウブウの「ウ」なんてこじつけにも程がありますからね。
この話が本当かどうかは当事者は既に雲の上なので確認しようがありません。
(2016-11-22)
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