鉄道模型 Models IMON WEBSITEへようこそ
Models IMON通販ショップ
2万アイテム以上のModels IMON全店の
鉄道模型関連商品が通販ショップで購入可能。
店舗同様、ポイントが貯まる。使える。
  >  TOMIX
  >  キハ58〔砂丘〕4両
<< 戻る
Nゲージ DC・DCセット

キハ58〔砂丘〕4両

[メーカー名]
TOMIX
[メーカー型番]
97227
[価格]
¥20,064
[ポイント]
10.00%還元(2007ポイント)
※お支払い方法により異なる場合があります。
[商品コード]
310-150-005-635
[在庫]
渋 大 横 秋 池 宿 
(発売日:2025/10/24)
商品解説
品番97227

特徴
・ハイグレード(HG)仕様
・キハ65形の車体は新規で再現
・キハ65形の前頭部寄り乗客用ドア窓片側はタブレット保護の関係から窓が塞がれた状態を再現
・普通車のシートはリクライニングシート形態採用
・先頭車前頭部のジャンパ栓・ホースは別パーツで再現
・ヘッド・テールライトの遮光ユニットはキハ56-200形で採用した小型の遮光ケースにより、前頭部周りのシースルー感が向上
・キロハ28形のグリーンカーマークとロゴは印刷で再現
・印刷済みヘッドマーク付属
・ヘッド・テールライト、前面表示部は常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付
・ヘッド・テールライト、前面表示部は白色LEDによる点灯
・ヘッドライトはカラープリズム採用により電球色に近い色で点灯
・前面表示部は交換式で、印刷済みパーツは白地に「急行」と黒地に「急行」を付属
・車番は選択式で転写シート付属
・フライホイール付動力採用
・新集電システム、黒色車輪採用
・M-13モーター採用
・TNカプラー(SP)標準装備

製品内容
・キハ58-7200(M)・キロハ28-100・キハ65・キハ58-7200(T)

【付属品】
・ランナーパーツ:前面表示部
・ランナーパーツ:ヘッドマーク
・ランナーパーツ:無線アンテナ
・ランナーパーツ:ジャンパ栓、ホース
・ランナーパーツ:エアタンク
・ランナーパーツ:タイフォン
・パーツ    :幌枠
・パーツ    :排障器
・パーツ    :治具
・転写シート  :車番

別売オプション

0733 室内照明ユニットLC(白色)

0737 室内照明ユニットLC(白色・6両分入)

IMON’sスタッフレビュー
関口

大井店

こだわりのキハ65

急行〔砂丘〕時代は「西鳥取運転区(現、鳥取鉄道部西鳥取車両支部)」に所属し、岡山-鳥取間を津山・因美線経由で結んでいました。
〔砂丘〕としては最末期となる1997年3月改 正時点で5往復が設定されており(この年の11月改 正で廃止)、晩年は『岡山←キハ58+キロハ28+キハ65→鳥取』の3両が基本編成とされており、多客期には鳥取方にキハ58が増結されました。
増結用のキハ58は必ずしも「砂丘色」が連結される訳では無く、国鉄急行色のキハ58が連結される事も多々ありました。

製品は「砂丘色」で揃った多客期も再現できるよう4両セットとなっています。
キハ65ですが、タブレット授受の関係で運転台側客扉の運転台寄りの扉窓が塞がれていました。
旧製品では当該箇所の窓を「塗装で」潰していましたが、今回はきちんと窓を塞いだボディを新規製作しており、気合の入れ方が尋常ではありません。

急行砂丘は通過駅でも当然タブレット授受があり、特にタブレットの受け取りは失敗すると急停車して回収する必要がありました。
このタブレット受け取り失敗シーンが某動画サイトに上がっているのでご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(2025-10-24)

参考になった20人 

モン太

最後の気動車急行グリーン車

急行"つやま"は1997年11月から運転を開始した岡山と津山を結ぶ急行列車です。
それまで岡山~鳥取を津山線・姫新線・因美線経由結んでいた急行"砂丘"に代わり(地元商工業者からの強い要望を受け)津山線を走る優等列車として誕生しました。

使用車両は"砂丘"に引き続きアコモ改造を受けたキハ58-7200番台と半室グリーン車キロハ28-100番台、また運行開始当初は岡山から津山を急行、津山から先の姫新・因美線内を快速列車として運転し物見峠を越えた智頭までを1日1往復していました。
しかしながら利用者の減少により早くも1999年10月には津山から先の区間が廃止、岡山~津山の僅か58.7kmを結ぶ急行列車となり因美線内を走る姿は見られなくなりました。(同時に所属区は津山鉄道部から岡山気動車区へと変更)
一方、同年12月には全室グリーン車を組み込んだ唯一の急行"たかやま"が廃止。改正後は半室グリーン車キロハ28-100をつなぐ"つやま"がJR線内でグリーン車を連結する唯一の気動車急行となりました。

また急行として活躍する一方、その間合い運用で吉備線の普通列車に充当され、塗装変更を受けた同支社のキハ40系列はもとより他区所から応援に来たキハ58系(黄色の"能登路"色など)ともタッグを組むなど多彩な編成でファンを沸かせました。
しかし1日1往復の急行のためにキハ58系を残すという体系も長くは続かず、2003年10月の改正を以て山口地区から来たキハ48へと交代。グリーン車もリクライニングシートも剝奪された"つやま"は皆様ご存じの"ぼったくり急行"の名で呼ばれるようになってしまったのでした…。

さて"砂丘"と銘打たれているこの製品ですが、前回品と同様に「黒地で西日本斜体の急行幕※」が入っているようなので、キハ65を編成から抜くことでお手軽に"つやま"も再現できます。(こだわり出すとお手軽でなくなってしまいますが…)
"ぼったくり急行"と呼ばれる前の格式高かった"つやま"の再現もいかがでしょう?

※ちなみに"砂丘"時代のアコモ改造・塗装変更車は国鉄書体の方向幕を使っており、末期に増結や代車として入った国鉄色のキハ58が稀に黒地の急行幕を掲げていたようです。

(文責:秋葉原店 Y.S)
(2025-08-19)

 追記 

テールライトの形状が変わりました!

キハ58系7200番台はJR化後に急行丹後の指定席及び急行砂丘用にアコモ改造を行った車両で12両が0番台及び400番台より改造されました。
新金型とアナウンスのあったキハ65系と異なり編成内に2両含まれる7200番台車はライトユニットを除いて以前の製品そのまま…かと思いきやこちらも地味に仕様変更が加えられており、単品のキハ58-400に準拠する形でテールライトが外バメ式から内バメ式へとモールドの変更が行われています。
砂丘用の7200番台4両のうち種車の製造時期が異なる7212番だけが外バメ式テールライトを装備していましたが、7209-11の3両は内バメ式テールライトを装備していたため多数派の車両に仕様が合わせられたのは大きいと言えるでしょう。(更に言うと"つやま"用に残ったのは7209-11番のため、"つやま"を再現したい方からすると朗報と言えますね)
一方で、タブレットキャッチャーや窓の保護柵パーツは依然として付帯が無いためこだわる方は他社製品(トレジャータウン製 TTP245-02・TTP245-03等)を使って再現するとよいでしょう。

急速に高速化が進む中、奮闘した陰陽連絡急行の老兵を是非お手元で楽しんでみてはいかがでしょう?
(2025-10-24)

参考になった21人 

<< 戻る
▲このページのトップへ