商品解説
東京から長野へ、そして北陸へ走り抜ける新幹線。傍ら、地域の足は存続への試練が続く。100年を迎えた鉄道の時代。劇的に変化した信州鉄道の平成・令和を新聞はどう見つめてきたか。
2度目の歴史を終えた碓氷峠
新幹線の起工から北陸への到達
特急の性能向上、環境配慮の新車両
路線再生を期す観光列車・イベント列車
無人駅、ワンマン… 鉄道から人が消えた
そして甚大化する自然災害の爪痕......
国鉄が分割民営化された1987(昭和62)年4月から現在まで、信濃毎日新聞本紙に載った鉄道に関する報道写真を路線、テーマごとにまとめた報道写真集。この平成―令和の37年間、長野県の鉄道は「北陸新幹線の開通」という劇的な交通革命が進んだ一方で、地域の足を支えるローカル輸送は存続問題が相次いで浮き彫りになりました。さらに、地震や水害などの自然災害がもたらす甚大な被害も顕著になり、地域交通や社会のあり方に課題を投げかけるようになりました。
本書は、本紙記者が最前線で撮り続けた写真を通じて、平成~令和という新たな時代の県内鉄道の歩みをたどり、これからの鉄道の存在意義を考えます。2021年刊の鉄道写真集『信州国鉄の風景』の続編。収録枚数は約780枚超に及びます。
●収録路線(掲載順)
信越本線
北陸新幹線
しなの鉄道
飯山線
小海線
篠ノ井線
中央東線
大糸線
中央西線
飯田線
長野電鉄
アルピコ交通〈松本電気鉄道〉
上田電鉄〈上田交通〉
長野県の鉄道 主な出来事(1987年4月~・年表)
長野県の鉄道路線図
IMON’sスタッフレビュー
平成から現在まで新聞社の視点から見た変遷
前巻の「信州国鉄の風景」の続編として平成から2023年時点までの長野県の鉄道事情を記録した1冊です。
見開きを開くと信越本線横軽区間最終日の光景、長野新幹線や並行在来線第3セクター鉄道として初めて開業したしなの鉄道、台風被害から復活した上田電鉄別所線の千曲川橋梁といった全国的なトピック、車両や駅、沿線風景など日常にフォーカスを置いた内容も豊富。長野県の鉄道事情を知るにはとても分かりやすくこれを基に全国の今後の鉄道のあり方について考えるのにも最適です。
(2024-05-03)
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