大変な努力が結集した蒸機モデルの究極

Ｃ５５５１〜５５の５両は大分機関区時代Ｄ５１半流線形（ナメクジ）の５両とテンダーを交換しました。　日豊本線で優等列車を牽いて無停車ロングランが必要な運用が有り、石炭12t水17tのテンダーではなくＤ５１が付けていた石炭8t水20tのテンダーが具合が良かったので交換装備した様です。　Ｄ５１半流を選んだ理由はテンダー台車の形式がＣ５５のそれと一致していたからではないでしょうか。
ともかく交換したＣ５５もＤ５１もともによく似合い、最後まで交換車たテンダーを付けて走りました。
Ｃ５５５２は切り取りデフの下側1/4程が取り外し可能な設計となっていましたが、効果の差を調べてなんらかの結論を得たという記録も無く過ごして来ました。　しかし筑豊本線が無煙化されて吉松に転じた時、割合早い時期にバイパス弁点検の利便性を選んだらしく、特徴的なＫー６デフの下部の後ろ半分を切り取り、不思議な格好になってしまいました。
この製品はその改造を為される前、筑豊本線で逆向きで旅客列車を牽く機会があったのか前部暖房管が装備されている状態の模型です。
Ｃ５５にＤ５１用の8-20テンダーはよく似合い、逆にＤ５１にはＣ５５の12-17テンダーがよく似合っていました。
(2020-04-02)

 追記 

前部暖房管が付いているのにランボードに白線があり更にシンガーフィニッシュ。
凄い技術だと私は思います。
(2020-04-02)

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