商品解説
オシ17形キット向け拡張部品です。
キット封入の発電機と交換することで 昭和39(1964)年以前の仕様を再現できます。
IMON’sスタッフレビュー
国鉄初の冷房システム
1957年に登場したオシ17に搭載された冷房発電用エンジンユニットです。
大型の吊り枠にはダイハツ工業製3PK-9Aディーゼルエンジン(22PS/1,500rpm)を中心に、PAG2形交流発電機・三菱DK-R1形コンプレッサーをそれぞれベルトにて駆動する仕組みとなっています。
凝縮器にて液化されたフロンガスは屋上のCAE-81形冷房装置の熱交換器にて気化し客室内の温度を下げ、液化したフロンは循環し・・・という、発電ユニットを搭載した常時稼働可能な冷房装置、実は国鉄車両としてはオシ17形が初めて採用した冷房システムなのです。
(日本初の冷房車は南海2001形・国鉄初の冷房車はマシ37850だが停車時非稼働)
1964年ごろより車体の青15号化が開始されましたが、同時期に導入時よりの欠点だった振動問題により発電ユニットの釣り枠形状が大幅に変更となりました。
順次換装され、最終的には全車が新型発電ユニットへの載せ替えを完了しました。
キットでは新型発電ユニットを封入している為、本製品と交換することによりより古い年代のオシ17を再現できるようになります。
(2024-12-04)
キット製品に取り付ける際には加工が必要な箇所があります。
(2024-12-10)
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