クロ151−1
デビュー1ヶ月間は三等級時代であり、「二等」でしたので「2」の文字が付いて
いました。昭和35年7月に二等級時代となり、車体と同色に塗装した板に「1」を貼
り付けています。この部分がクロ151-7以降との外観上の識別点になります。
パーラーカーは「マイテ」の置き換えを目指す以上三等級の「一等」を想定してい
ましたが、【つばめ】【は と】電車化の機会を捉えての二等級移行を優先したようで
す。 逆にモノクラス制の特別車であったなら「クイ151」という形式もあり得たか
もしれません。
大きなRの2m×1mの窓には他車と同じグレーの押さえのゴムの上からステンレス
の飾り淵が付いており、この製品でも銀色としています。
区分室、奇数車は赤系のソファで若々しい内装、偶数車は茶系のシックな内装となっ
ています。