サロ151−1
一次車サロ25001から改番された車両、一次車です。
45km/hまで運転可能な回送運転台を有し、当初はサロ同士で向き合った対称形に編
成して此処で分割していましたが、同様に回送運転台を設けたサシと向かい合わせて使
われるようになります。
サロ151は結局20系として作られた6両で終わりました。
乗務員室上にラジオアンテナを装備し、便所は洋式でしたが、36年10月、サロ15
0と生き別れになるとき編成ごとに統一を図るため和式便所に改造されました。
昭和34年、35年落成の二次、三次車に合わせて車端屋根上に排気送風器が設けられ
ましたが、ガーランドベンチレーターは装備されませんでした。
また一次車ですのでユニットクーラーは裾の形状が僅かに異なるAU-11です。