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2006年6月20日発売 HO1067 (1/87 12mm)
EF65 1040, 1049 完成品
各
¥313,500
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EF65PF ・EF65 非貫通と貫通(PF)の驚くべき違いについて 国鉄の新系列電機群は途中で大きな変化を経験しています。 それは車体四隅のRが、R=250mmからR=200mmに変更されていることです。 EF64は、昭和39年の試作車1、2はR=250mm、昭和40年の量産車3〜はR=200 mmとなっています。 EF64の1号機の写真を見ると何故か少しクラシックな香りがするのに気づかれるでし ょうか。 それは正面窓の平面部と局面部を仕切るステンレスの縦桟の位置が車体Rの変化に 従って変わっているからです。 昭和39年に登場したEF65については非貫通車体のものはEF60四次型の車体を踏 襲して試作無しで そのまま量産されたためR=250mmで製造が続きました。 交流機についても、昭和38年登場のED75はR=250mmと、車体四隅のRが大きく 、かなり新しい700番台に至ってもR=250のまま作られ続けたようです。 しかし、同じ赤い電機でも、その後に登場したカマの正面貫通の顔は何故か顔が違い ます。 もちろん四隅のRが変更されたからです (急いで写真でチェックしてください、直 ぐのその違いがわかります) 昭和44年、青い電機のニューフェースEF65PFは、R=200の新しい四角いボディー で登場しました。 模型の窓のプラスチック成型品もIMONの場合最初からR=200とR=250の二種類を 作っています。(ED75とPFは共通の部品にはならない) これらは実際に実物を測定する(一瞬でわかる方法があります)のですが、 16番の製品の場合この点がはっきり判って作っていたかどうか怪しく、また、 図面からこの寸法を割り出していたとするとかなり危ないことになります。 図面は多くの場合、変更され、実際に使われた正しい図面は残らずに最初の変更前 だけが残る傾向が極めて強いからです。 オーソドックスな構造による日本製高級ブラスモデルの極致を目指しました 。 窓はプラスチック成型品をはめ込む構造で、縦桟はステンレス色です。 台車はロスト製で立体感をだし、枕バネは可動しませんが線材の太さがスケ ールに忠実な本物のバネを使用しています。 パンタは台枠にロストを使用したフクシマ製PS−17になります。 モーターは超強力コアレスモーターを使用しています。マクソンRE16 両軸(停動トルクはファールハーバー1724SRの3倍)を 中間台車のギヤボックスに組み付けた全6軸駆動です。 車体に固定されたモーターから駆動するよりもストレスが少なく、 スラストワッシャー入IMONギヤと あいまって抜群の走行性能を実現、牽引力・耐久性も期待できます。 前照灯はCRDを使用し、電球色超々高輝度LED。 製品にはレンツのDCCデコーダーが同梱します。 上下の取付ネジを外しハンダ付不要のプラグタイプ、LE0511を差し 込むとDCC運転が簡単に行えるようになっています。 ※追ってPS22付特急色、PS17付JR貨物色、PS22付レインボー色が 発売されます。 |
関連リンク:
EF65 F型JR貨物色
EF65PF 特急色(PS22)
EF65 JR貨物色、レインボー色
2006/06/06