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9月21日発売 (特急色は10月になります。) HO1067 (1/87 12mm)EF60 47号機 三次型 一般色(青) 完成品 ¥308,000 EF60 72号機 三次型 一般色(青) 完成品 ¥308,000 EF60 47号機 三次型 茶 完成品 ¥302,500 EF60 72号機 三次型 茶 完成品 ¥302,500 EF60 95号機 四次型 茶 完成品 ¥302,500 EF60 501号機 三次型 特急色 完成品 ¥313,500 EF60 511号機 三次型 特急色 完成品 ¥313,500 EF60 514号機 四次型 特急色 完成品 ¥313,500 |
EF60 初のスケールモデルです。 日本製の鉄道模型、電気機関車ブラスモデルの極致を目指しました。 下回り; スカート・スノープラウ・台車はロストワックス。 ボックス動輪の輪芯はダイキャスト。 タイヤは洋白削り出し+黒ニッケルメッキ。 集電ブラシは当社定番のプレス抜きベリリウム銅+黒ニッケルメッキ仕上げ です。 また台車枕バネは本物のバネです。 稼動させる事より太さが実感的であることを選び、それを立体感抜群のロス ト製台車に組付けています。 上回り; オーソドックスな構成ですが、窓ひとつを内側に抜くか外側に抜くか、抜き 方向まで細かく配慮した真鍮プレス加工です。 前面はシボリで、この時代の非貫通機の極端に細い前面窓間の柱を実現しま した。 車体各部のHゴム付窓はプラ成型品嵌め込みで、縦桟はステンレス色。 三次形の前面横向きの手すりは洋白線磨出し。 パンタグラフは台枠がロストワックスのフクシマ製PS17。 塗装は的確な色を選び、丁寧な仕上げを心がけました。 重くて超強力なコアレスモーター、マクソンRE16両軸(停動トルクはフ ァールハーバー1724SRの3倍!)を中間台車のギヤボックスに組み付 けた全6軸駆動。 車体に固定されたモーターから駆動するよりもストレスが小さく、スラスト ワッシャー入りIMONギヤとあいまって抜群の走行性能、牽引力、静粛性 、耐久力を期待できます。 過酷な仕業をいつでも長時間に亘って軽々とこなし、オーナーの模型生活に 絶大なる奉仕をできる機関車であることを確信いたしております。 前照灯はCRD(定電流ダイオード)使用、電球色超々高輝度LEDにより 、客車室内灯に負けない充分な明るさを確保しました。 同梱されているレンツLE0511Dデコーダーを車体天井部分にある基板 に直接差し込むだけでDCC化が完成します。 |
EF60のホイッスルについて 当社HOjの新製品、EF60のホイッスルについて、「大きい、1/80 ではないか」 という批判があるようです。あのホイッスルは 1/87 として製作されたパーツです。 真実を暴露すると、プレスアイゼンバーン製品のEF58に使用されていた ホイッスルと同一の部品です。 充分なクオリティーを確信して採用しました。 実物のホイッスルの正確な寸法は判明していませんが、実車の詳細な写真を 集めた市販の写真集や、模型制作用に私たちが撮影した写真を検討してみた 感じでは、長さに関してはほぼ正確と確信します。 形状も良いと思われますが、太さに関してはHOスケールの限界に阻まれ「 やや太いかもしれない・・」と感じられます。 量産先行品 (量産に先立って完成状態に仕上げた機関車;実はこのページ に写真が掲載された3両の機関車が量産先行品です)の仕上がりを検討した 結果、金色のホイッスルの存在感が浮いてしまい、まさしくウェザリングを 受けて屋根と同化しがちな実物に比べて 「特に模型っぽい雰囲気」 の原因になっていると感じられました。 そこで追って量産する完成品に関してはホイッスルにも黒めにウェザリング 的手法による色付けを施してから車体に装備しました。 結果、ぐっと落ち着いて「太さの心配」が気にならなくなりました。 (ホイッスルにも・・・・・・と言う事はつまり他のパーツでは先行品時点 でウェザリング済みのものがあります。 例えばパンタグラフは銀ではなく、全体を僅かに黒を混ぜた銀で塗装した上 に、パンタ台を中心に軽く「あの独特な」茶色を吹いています。 実物を屋根上から眺めた場合、模型と印象が違うのはパンタの存在感の希薄 さ、そして特にパンタ台の存在感が極めて小さい事だと考えています。) ホイッスルは、ウェザリング的に色付けしているためにやや暗めの個体と明 るめの個体があります。(今回はシリアルナンバーが床板にありますので はっきりわかりますが)製造数が少ないモデルではIMON店舗でも各店 1〜2両しか存在しません。そのために数台の中から選ぶという事が出来 ません。ご容赦ください。 「大きい、1/80ではないか」 とおっしゃられた方はおそらく製品ではなく、量産先行品をご覧になったと 想像いたします。 EF60に関しましても使い込まれた機関車ではなく、模型として馴染みやすい 「綺麗な状態」を模型化の基本にしていますが、実感の印象と懸け離れない ようにという意識で仕上げを工夫いたしております。 売場で是非、製品EF60をご覧になってください。 ![]() |
2005/9/14