余剰車は無駄なく使いましょう

西武７０１系は４両編成で製造されましたが、１９７５年から冷房改造・ブレーキのＨＳＣ化が始まり、１９７６年改造の７０１編成からは６両化される編成も現れました。
７０１～７１３編成は６０１系のモハユニットを編入しましたが、これ以上６連を増やそうにもモハ６０１を全部使い果たしてしまい、７８５～７８９編成の６連化ではラストナンバー側から３本（７９１～７９５編成）のモハユニットを編入しました。
余剰となった６０１系の先頭車の一部はクハ１６５１形として赤電の先頭車として再生させた通り、使えそうな車両は再利用するのが当時の西武らしい所で、余剰となったクハ１７０１（１７９１～１７９６）の６両は１０１系同等の足回りで電装され、（新）５０１系として登場しました。なお、（旧）５０１系は１９８０年３月に引退したので車番の被りはかろうじてありませんでした。
車体は７０１系そのままですが、足回りが１０１系同等なので７０１系と比較したらパワーは上、その為７０１系と連結すると衝動が激しかったそうです。（当然足回りが同等の１０１系とだと同調したそうです。）
新宿線では２＋４の６連だと西武新宿方に付くのが基本でしたが、何事にも例外はありまして…。（６両固定の代走だと逆パターンの４＋２という場合も。）
８連も２＋６なら西武新宿方に付くのが基本でしたが、２＋２＋４だと間に挟み込まれる事もありました。

７０１系・４０１系とはパンタの位置が逆の奇数車搭載なので連結する時は向きにご注意下さい。
なお、４０１系と連結させる時は組み合わせ次第ではパンタ車が連続していたそうです。
（情報ありがとうございます。）

〔2021/08/07【修正】〕
(2021-06-12)

 追記 

〔ありゃ、優等専用車になってる！〕
印刷されている行先は「拝島・西武遊園地」となっています。
付属の行先ステッカーで変える事が出来ますが駅名は新宿線系統に特化しています。（新宿線系統以外だと多摩川線も入ってます。）
ただ、前面窓に種別板（急行）が印刷されているのは予想外でした。これでは準急以上の設定にしないといけません。（付属のステッカーに〔快速急行〕と〔準急〕も含まれています。私なら〔快速急行〕にするでしょう。）
(2021-10-21)

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