所属標記・検査標記はお遊びです

なんか単品で出してくれてもいい車両が３両程（スハフ４２以外全て）入っているので「抱き合わせか？」と勘繰ってしまうのですが、それはまぁ置いといて。
所属標記は昔懐かしい「関スイ」、オユ１０・スハフ４２の妻面に入る検査標記は「埼玉工」とお遊びが入っているのは面白い所でしょう。
ただ、オユ１０非冷房のブルーとなると意外と使い勝手が悪く、そもそも郵便車のうち区分室を有する車両はその構造上室内の風通しが悪く、職員の労働環境改善の為に「郵政省所属車」は国鉄の通勤車よりも早く冷房化が進められました。
しかしオユ１０の一部は青函連絡船による航送の絡み（火災防止）で冷改出来ず、東北本線系統（常磐線回りあり）－北海道方面、日本海縦貫系統－北海道方面で色こそ変われどほぼ原形のまま使われていました。
その点を踏まえた遊び方になるのでちょっと気を付けた方がいいセットです。

無難に楽しむなら関東周辺ならブルーの単品旧客を適宜増結して「常磐線」でしょう。
茶色も適当に混ぜるとなると関東は外れて「東北本線」・「羽越本線」といった所でしょうか。

あ、オハ４７は形態的に少数派となります。

(2020-12-04)

 追記 

〔パッケージにツッコミ〕
パッケージは紙箱です、これはまぁ良いとして、裏面に「メーカーおススメと思われる」機関車が掲載されていますが、そのうち１両に「あれぇ？」というものが混ざっています。
確かに「その機関車」が旧客を牽引した事はありますが、旅客暖房用設備（SG）を搭載していなかったので、冬季は暖房車を連結するか、乗客には寒さに耐えてもらうかのどちらかでした。
後者の有名な路線としては福知山線尼崎港支線（通称ドテカン）ですね。

さて、「あれぇ？」な機関車とは何でしょう？

(2021-04-27)

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