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HO1067 完成品 SL

C57 180 門デフ新津運輸

[メーカー名]
IMON
[価格]
¥379,500
[ポイント]
10%還元(37950ポイント)
※お支払い方法により異なる場合があります。
[商品コード]
331-210-777-171
[在庫]
渋 ― ― ― ― ― 
商品解説

IMON’sスタッフレビュー
井門義博

切り取りデフ復活!

終戦となり、貨物用蒸汽機関車の製造が打ち切られ、急遽本線旅客用機関車が大量に必要になりましたが、一番最初落成したのは三菱の三次形C57、170号機でした。
そもそも三菱はC57は109号機以降集中的に受注しています。 例外は川車の7両(153〜159)だけです。
三次形C57は戦前設計の二次形を継続する設計で極力落成を急いだのですが、いくつかの点で二次形以前のC57とは異なりました。
① 空気冷却管がC55C57特有のランボード上設置では無くD51やC59の様にランボード下に移った事
② 先輪がD52等で使われたボックス車輪となった事
③ ドーム(砂箱・蒸汽溜のキセ)前側が傾斜している事
この傾斜したキセの形状はC55流線形を一般的な蒸汽機関車の形状に改造する工事を行う時、キセ前後両方に使われました。
また、一般的なC57から戦時色が強い二次形に移行したときに行われた以下のモデルチェンジも引き継いでいますので多数派C57一次形とは随分雰囲気が変わりました。
④ 動輪の形状が変化しました。 バランスウェイト反対側の小さな穴の形状が全く違います。
⑤ テンダー台車がD51標準形と同じ板台枠のものに変わりました。 ホイールベースも異なります。

全て三菱製の三次形C57は集中的に配置されて行きました。 まず東北本線、次に九州、そして羽越本線方面です。
C57177が高崎に配属され(後に北海道)た後178〜189は新潟、秋田、山形などの羽越線奥羽本線方面に配置されました。

羽越線・磐越西線の印象が特にC57三次形が浮かび易いのは大変比率が高かったせいです。

磐越西線のお別れ列車は昭和44年9月30日このC57180牽引で行われています。(磐越西線や羽越線にはD51貨物列車が残りました)
C57180は地元新津市の強い要望から全検検査期限が残っているにもかかわらず新津市内新津第一小学校校庭に仮設線路を引いて自走して搬入、以後大切に保管されます。

D51498の動態保存の成功がきっかけとなって地元からの資金提供もあり動態保存対象に指定。
1999年3月26日JR東日本に車籍復活、1999年4月29日から〔SLばんえつ物語号〕として保存運転を開始しております。

2007年10月13日から28日の期間限定で門鉄デフKー7形を新製しこれに交換して運転されました。
それが大変好評を博し、切り取りデフ取付の一大ブームを巻き起こしました。

JR東日本の動態保存蒸汽機関車の本家D51498が後藤工デフと集煙装置を装備して見せたのがその最たるものです。

C57180のKー7デフ装備は深い意義があったと思い、またその姿の再現を願って摸型製品化しました。
(2020-04-02)

 追記 

美しい!
(2020-04-02)

参考になった22人 

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