魅惑の片ボギー＋片デッキ

今夏のJAMコンベンションの「半田組立教室」の教材としても使われました。
（ご参加を頂いた皆様、誠にありがとうございました）

車体は屋根がビス止めで、塗装時のマスキングが不要な上にがっちり固定できるようになっています。
ちょっと身構えてしまうような片ボギーの下回りも、山折り・谷折りの折り方を間違えなければ容易に組み立てることが出来ます。
エッチングの１枚板を切り出して・折って・半田付けして・・・と組み立てて行く工程は、工作の楽しさを再確認することが出来るでしょう。
デッキも半田付けで組み立てるようになりますが、手早い工作力が要求される箇所となります。

ご注意いただきたいのは、１軸台車側にモーターの駆動部が来るのですが、動輪受けの一部を僅かにカットする必要があります。
（説明書にも記載があります）
これを怠ると、ショートを引き起こす可能性がありますので、忘れずに行って下さい。
また、モーターは数字などの表記された面を上にして、駆動部に取り付けて頂くようになります。

実車は１色塗りで一生を終えたようですが、小さな車両だからこそ塗り分け塗装が似合うような気がします。
東濃鉄道の２色塗り（窓回りクリーム・上下茶色）も良いかもしれませんが、江若鉄道ふうの２色塗りも以外とサマになるのでは？
クセのない車体形状ですので、実物にとらわれずにアレンジをするのも楽しいかもしれませんね。

弊社製プラ貨車を１～２両ぶらさげて、混合列車を演出するのも面白いでしょう。
レイアウト上で本線から分岐する小私鉄を演出して遊ぶ、という楽しみ方もあります。
(2016-10-10)

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