通電性能を向上させる仕組み　これは一番目立たない0.1mm厚黒ニッケルメッキ

IMONで【北斗星】を作る時、工夫して使ったシステムが想定以上に好成績だったのでセンターネジに2.0mmを使う“Ｊ”“ＪＭ”でも使えるように持ってきたワッシャのシステムです。
既存のボルスターに挟み込んで使う目的で、僅か0.1mmまたは0.2mm車高が上がる事になってしまいます。
メッキのしゅるいも金メッキと黒ニッケルメッキがあります。
元々の開発の経緯です↓。

スプリングがマクラバリ側に来る一般的なボルスター形式の場合、ボルスターが絶縁材の挽物である以上電気的には線路から集電した電気はスプリングで通電してセンターの段付きネジ（IMONではジャケット）へ伝わり、床上に通じるという危ない接続です。
これが現実です。
【北斗星】を模型化した時、スプリングを柔らかく！スパイクモデルの柔らかいスプリング同等品にしたのでスプリングの線径も細く接続も弱くなったので「集電が少し危ないね」という話になりました。
線路→車輪→台車枠→マクラバリと来てから先をスプリングの「単線」ではなくもう一つの接点で通電することになりました。
それがマクラバリ→ワッシャ→ジャケットと来るもう一つのラインです。
マクラバリとボルスターの間にワッシャを噛ませたのです。
外径は0.4mmと0.7mmの２種類です。　それを１両の前後の台車に使い分けるようにしてちょっとした3点支持にしたのです。
その擬似３点支持は良かったです。でもそんな事はしたくないという人は両方に0,7mm径を使ってください。
(2020-04-09)

こんなものが？と思うかもしれませんが画期的な集電性能改善をします
(2020-04-09)

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